狭窄性腱鞘炎(ばね指)
狭窄性腱鞘炎(ばね指)とは
指を曲げ伸ばしした時に痛みを伴い、引っかかる感じがしたり、実際にひっかかる病気です。放置すると、指が固くなり動きが動きが悪くなることがあります。
原因
屈筋腱と靭帯性腱鞘の間で炎症が起こると、指の付け根に痛み、腫れ、熱感が生じます。これを腱鞘炎と呼び、進行するとばね現象が生じます。これがばね指です。
治療
治療としては、局所安静、消炎鎮痛薬や外用薬の処方、ステロイドの腱鞘内注射などを行います。注射は打ち過ぎると腱が傷むので、2、3回注射しても治らない場合は腱鞘を広げる手術を行います。