院長コラム
2025年01月
手の役割について
手の大切さは、手が使えなくなって初めて気付いたという話をよく聞きます。
手は「つまむ」「握る」「押す」などの動作で手自身に道具としての役割があるのと同時にスマートフォンやパソコンなどの道具を操作する役割もあります。また、手には多くの神経が集中しており、物体の形や表面の質感、温度、振動などの情報を感知することができ、第二の目としての役割があります。さらにジェスチャーや手話など手の動きを通じて意思や感情などを表現するコミュニケーションとしての役割もあります。手は体を支えたりバランスを取ったりする役割もあります。
手はその多様な役割により私たちの日常生活を支えています。手に何か問題があるときは、早めに手の治療を行っている病院への受診をお勧めします。