院長コラム

2021年01月

手外科とはどういうものですか?

私たちの手は、食事をしたり字を書いたりなど、さまざまな活動に欠かせない運動器です。

手は骨や関節だけではなく、神経、腱、血管、靭帯などから構成されて、複雑で繊細な構造をしており、複雑かつ高度な動きができます。よって、小さな手の障害でも日常生活が非常に不便になることがあります。

手外科は、手のけがや病気を治療する診療科です。具体的には、肘から手指までの骨折、脱臼、切り傷、打撲捻挫などの外傷、腱鞘炎、テニス肘などの腱の障害、へバーデン結節や母指CM関節症などの変形性関節症、手根管症候群、肘部管症候群などの末梢神経障害、先天性の障害や関節リウマチによる手指の変形、などを治療します。

手のけがや病気の適切な診断と治療を受けるためには、手外科に精通した医師の診察が必要です。

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