院長コラム
2019年02月
骨粗しょう症について
Q&A 骨粗しょう症には、どのような症状がありますか?
骨粗しょう症は、ほとんど症状がない場合が多く、骨折して初めて骨粗しょう症だったと分かる場合も多くあります。60歳以上の日本人女性において、痛みが無くても「身長低下」の自覚がある場合では53%、「背中の曲がり」を自覚している場合では63%の方に背骨の骨折が見つかったという報告もあります。骨粗しょう症により骨折が発生しやすい部位としては、背骨、太ももの骨、上腕骨、手首の骨があります。女性は50歳ぐらいより骨粗しょう症による骨折は増えてきます。骨折を起こす前に骨粗しょう症の早期診断と治療が大切です。骨折を予防するためにも50歳を過ぎたら女性は定期的に骨密度測定を行うことをお勧めします。